[Datadog]スクリプトを使用したエージェントのインストール時のDD_APM_INSTRUMENTATION_ENABLED環境変数に関する確認

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インストール時の注意

対象プラットフォーム: すべてのLinux系、Docker、K8s 

Datadogコンソール - Integration > Agent メニューで対象のOSを選択後、インストールおよびアップグレード作業を生成されたコマンドスクリプトで進める場合、以下の事項に注意してください。

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現在、新機能としてAPMを自動的にインストールする機能 (シングルステップAPMインストルメンテーション) がベータ版として追加 (2023年8月) され、Additional Options – Enable APM Instrumentation 機能をオン/オフすることで、コマンドスクリプトに環境変数を追加/除外する仕様になっています。

この機能のデフォルト設定値はON となっており、コマンドスクリプトの環境変数に自動的に追加されています。

デフォルトのままON状態でインストールする場合、自動的にAPM関連機能がインストール・設定され、意図しないAPM料金が発生する可能性があります。また、現在ベータ版のため、予期しない問題が発生する可能性があるため、
スクリプトを使用してAgentをインストールする場合は、コマンドにDD_APM_INSTRUMENTATION_ENABLED項目がある場合、必ずこの環境変数を削除してから 進めてください。

関連する現象

以下のパスで特定のエラーや問題が発生した場合、上記の方法でAgentをインストールしたか確認してください。

/opt/datadog/apm/library/

このパスはシングルステップAPMインストルメンテーション機能のために、スクリプトを使用してAgentをインストールするコマンドでDD_APM_INSTRUMENTATION_ENABLED環境変数を追加した場合に生成されます。

このパスに関連する問題が発生した場合は、以下のガイドを参考に対応してください。

  • LinuxホストまたはVM

    • ライブラリを削除します。

      dd-host-install --uninstall
    • ホストを再起動してください。

  • Docker

    • ライブラリを削除します。

      dd-container-install --uninstall
    • Dockerを再起動します。

      systemctl restart docker

      または環境に応じたコマンドを使用してDockerを再起動してください。

  • Kubernetes (helm)

    • Datadogのvalue.yamlからapm配下のinstrumentation: 項目を削除します。

    • 以下のコマンドでvalue.yamlを再適用します。

      helm upgrade datadog-agent -f datadog-values.yaml datadog/datadog
    • サービスを再起動します。

https://docs.datadoghq.com/ko/tracing/trace_collection/automatic_instrumentation/single-step-apm/?tab=linuxhostorvm#removing-apm-for-all-services-on-the-infrastructure

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